「集団免疫戦略」ではなく、「持続可能性」を重視

誤解されたスウェーデン「コロナ対策」の真実
【東洋経済ONLINE】

日本でもスウェーデンの死亡率の高さを

「集団免疫戦略」と結びつけて

報道されることがあります。

実際、わたしもスウェーデンが

ロックダウンを行わなかったのは

「集団免疫戦略」が理由だと思っていましたが、

実際はそれが理由ではなかったようです。

ペールエリック・ヘーグベリ駐日大使も、ロックダウンをとらなかった理由は集団免疫戦略ではないと強調したうえで、今回の感染症には長期的な対応が必要になるとみて、国民・社会が長く耐えられる持続可能な対策を採ることにしたからだと説明している(ペールエリック・ヘーグべリ 駐日スウェーデン王国特命全権大使「国民の信頼に支えられるスウェーデンの感染症対策」<NIRA総研>)。

https://toyokeizai.net/articles/-/369313?page=2
ロックダウンを行わなかった理由
  1. 政府が憲法上の理由で国民の移動を制限することはできなかった。
  2. スウェーデンの国民はほとんどが共稼ぎなので強制休校措置は社会的混乱を招く。
  3. 感染症は長期的に続くから一時的にロックダウンをしても感染再拡大は防げないという考え。

など。

わたしが非常に羨ましいと思ったのは

「公衆衛生庁」と呼ばれる

政府から独立している機関があることです。

そこで働く専門家が、

政府に忖度することなく提示した政策を

政府は尊重し、実現していくのだそうです。

日本では今回のコロナ禍を担当しているのは

経済再生担当大臣ですから。

「新型コロナウイルス感染症より

経済の低迷の方がマジ恐ろしいわ」

って感じですから。

日本人らしいと言えばそうですが、

昔とは国民性も変化してきているので

このような政府を

信頼できないと感じる人も多いと思います。

物事には順序があるのですよ。

合理的に進めていかないと

必ず頓挫するんですよ。

「GO TO キャンペーン」とかね。

スウェーデンの「公衆衛生庁」にあたる

日本の専門家集団が忖度しまくりなので

施策が根拠に乏しく、ブレブレになるのですよ。

合理的と言えば、スウェーデンの国民性。

70歳以上の高齢者が新型コロナに感染して重症化した場合には、予後はどれくらいありそうか、後のリハビリに耐えられるか、といった点を総合的に判断し、ICU(集中治療室)に入れるかどうかを判断する裁量が医師には与えられている。また、家族の意向も日本ほど強くは医師の判断に影響しないという。

https://toyokeizai.net/articles/-/369313?page=4

超合理的。

でも、これはスウェーデンだけのことではなく

イタリアでは高齢を理由に

ICUを利用させないガイドラインがあるそうですし、

英国医師会のガイドラインでも、

基礎疾患を持つ高齢者の場合は

優先度が低くなるといった判断は

倫理的にも法的にも認められるのだそう。

医療崩壊待ったなしの状況で

命の選別をしなくてはならなくなったら

する方も、される方も辛い。

こんな状況にならないように

政府には冷静になってもらいたい。

今、優先すべきことは何か。

透明性のしっかりとした

客観的データに基づいた政策を

考えていただきたい。

もう今までのように

お茶を濁すような言い訳は

通用しないのですよ。

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スウェーデンにおける独自の新型コロナウイルス政策は、世界から注目されている。スウェーデンがロックダウン(封鎖)をしなかったことに対し、国外からは、国民の自主性を尊重するという倫理的な視点から評価する…

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